ソブリンリスクとは

日本は景気回復したのかどうかイマイチ分からないけれど、世界経済は回復しつつあると言われています。しかしそんな経済の回復を脅かすだろうと懸念されているのが「ソブリンリスク」です。ソブリンとは、「君主」という意味なのですが、政府・政府機関が発行している債券(国債など)の総称です。ソブリンリスクとは、政府または政府関係機関が発行する国債や政府保証債といった債券を買うことで国にお金を貸すことになるのですが、そのお金がそのまま返してもらえないのではないかというリスクを言います。国債は、国がお金を貸してもらう際の借金の借用書のようなものです。例えば、ギリシャの財政破綻危機が良い例です。ギリシャがお金を返す力がなく、債券もただの紙屑と化してしまうのではといった不安が世界中に広がっています。実は、ギリシャ以外にもポルトガルやスペイン、イタリアなども懸念されており、ソブリンリスクがさらに広がっています。その影響で投資信託などでも値下がりするものが出てきています。海外債券の場合は、国が安全でも為替変動の影響は必ず受けることになりますので、ソブリン債は安全ではなく、債券を発行する国が危機となればリスクはさらに増すということを頭に入れておきましょう。